SNSでバズるための下準備

「バズる」とはSNSで「いいね」や「リツィート」、「シェア」の数が膨れ上がることをいいます。

どうすれば「バズる」のかは偶然の要素も絡むので難しいですが、たまたま自分が書いた記事が直後にテレビで取り上げられてバズる場合もあるので、万が一に備えてその下準備をしておきます。


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(1)サイトや記事の上下にSNSボタンを置く

サイトに訪問した人が、面白い、役に立つと思った場合には、SNSのボタンがあると「いいね」や「シェア」をしてくれるので、サイトの立ち上げ当初からSNSのボタンを設置しておくべきです。

WordPressでは、サイトのトップページや記事の上下にSNSボタンを挿入できるプラグインが多数用意されていますので、好みに合わせてプラグインをインストールします。

日本人向けのサイトの場合には、「はてなブックマーク」略して「はてブ」で拡散されるとSEOの評価が高まると言われていますが、海外のプラグインでこれを標準装備しているのは少数です。その少数のプラグインもしばらく更新がく、脆弱性(不正アクセス等の攻撃を受ける)可能性があるので、今のところどのプラグインをお勧めしていいのか断言はできません。

ちなみに、ホームページビルダーではTwitter,Facebook,Google+,はてなブックマーク、LINE、mixiが標準装備されていますので、これを使わない手はありません。WordPressの場合には、ダッシュボードの上部にある「hpbダッシュボード」の「ソーシャルボタン設定」から好きなボタンを選んで簡単に設定できます。

 

(2)自らSNSに登録し、記事更新のお知らせをする

主なSNSにはTwitter、Facebook、Instagram等がありますが、これらのSNSに登録して自分のサイトと記事の存在を知らせることにより、訪問者を増やします。

サイトの立ち上げ直後では検索からの訪問者は限られるため、少しでも訪問者数を増やすために有益な手段の一つです。

 

(2)目的に合わせたSNSを選ぶ

どのSNSを利用するかは利用者の年齢層や興味の範囲、目的でかなり異なります。

初心者にはTwitterがおススメ

記事の更新とお知らせであれば、Twitter、Facebook、Google+で良いと思います。

この中ではTwitterが最も使い勝手が良いです。サイトのジャンルに興味のありそうな人を一方的にフォローできるのが特徴です。その中からフォローを返してきた人を通じてフォローの輪が広がって行きやすいです。

更新のお知らせの際には、単にプラグインで自動的に投稿するよりも、記事のタイトルに合わせて自分の感想を添えるなど、人のぬくもりを感じさせる文章を付け加えて手動でアップする方が人の関心を得やすいです。

また、Twitterでは記事更新のお知らせだけでなく、サイト運営者の人となりや日常生活の様子が分かるような写真やコメントを適宜アップするのもセルフプロデュースになり、フォロアー数の増加、サイトへのアクセス数の増加につながります。

Twitterでは会話で絡みたい人が多いので、コメントにこまめに返信した方がフォロアー数も伸びます。

 

TwitterとFacebookは並行して使うのがおススメ

TwitterもFacebookも使い方はほぼ同じなので、それほど手間はかかりません。

どちらもWordPressのプラグインで自動投稿したり、トップページに投稿画面を埋め込むことができるので、アフィリエイトサイトではこの二つを同時に利用している人が大半ではないかと思います。

Facebookの最大のメリットは実名登録を生かした「いいね」数の増加です。個人利用者は実名登録しているので、影響力のある人に「いいね」を押してもらえるとあっという間にその人脈から「いいね」数が増加して行きます。

サイトをFacebookに登録する場合には個人名の登録とは異なり、サイト名で「ページ」を登録します。この場合は個人をフォローしたり、「いいね」することはできません。なので、一方的に画像やお知らせを載せることになります。それでも、興味があるジャンルであれば比較的気軽に「いいね」を押してもらえる傾向にあります。

Facebookは若年層よりも主婦、会社員、会社経営者等が多いので、物販サイトの場合には興味をそそる記事を書き続ければ購買につながる可能性も高まります。

 

Google+の場合

Google+も基本的にはTwitterとFacebookと変わりません。

Google+の利用者は、GoogleのBlogerかYOUTUBEを利用している人がメインとなります。YOUTUBEで動画を投稿しているサイトであれば、動画からサイトへの流入を見込める可能性があります。ただし、TwitterやFacebookに比べると、動画やSNSの中で完結してしまっていて、サイトに流入する機会は少ないかもしれません。

Instagramの場合

Instagramの利用者は20代~30代の若い女性が多いのため、写真の見栄え「インスタ映え」が重要となります。

グルメや旅行、ファッション等、写真を多用したサイトでおしゃれに訴えかけるサイトに適しています。サイトのブランド価値を上げるセルフプロデュースのためのツールともいえます。

もっとも、更新回数が多くないと埋もれてしまうので、毎日写真をアップできる環境になければむしろ使わない方が良いです。

 

(4)被リンクを増やす

SEO対策で重要な要素の一つに「被リンクをもらう」ことが挙げられます。

「被リンク」とは、他のサイトに自分のリンクを貼ってもらうことです。「被リンク」は自分のサイトよりもページランクが高いサイト(大手や古参)からもうらう方が価値があります。

リンクを張るとそのリンク先のサイトに自分のドメインパワーを与えることになるので、ページランクの高いサイトからのリンク数が多くなるほど自分のサイトの価値も上がるという仕組みです。

 

SNSのリンクには「”ref=no follow」タグが付いていることについて

SNSのリンクには「”ref=no follow」というタグが付いており(ノーフォロータグ)、自分のドメインパワーをリンク先の相手に渡さないという仕組みになっています。そのため、GoogleはSNSで「いいね」をもらってもSEO対策には直接関係しないと発言しています。

しかし、実際には「いいね」の数が多ければ訪問者数も多くなり、最終的には記事の評価も高まるので、関連性は高く、無駄にはなりません。

あふぃ子の例で例えると、自分で購入して体験レポートを載せているサイトの記事を更新したところ、お店の公式Twitterから「リツイート」されました。その記事は検索2ページ目の下段からあっという間に公式サイトの次にまで上がりました。その後記事には何ら手を加えていませんが、3年経った今でも不動のままです。

また、別の記事ですが、公式Facebookから100を超える「いいね」をもらった記事は、公式Facebookよりも上位に表示されました。1年経っても不動のままです。

ここでのポイントは「公式サイト」からということになります。公式サイトのSNSのフォロワーはそのお店に興味がある人ばかりが集まっているので、あっという間に「いいね」の拡散につながりやすかったわけです。

また、公式サイトから見て「うちの宣伝に一役買ってくれている」と判断されれば「いいね」「リツイート」してもらえるので、そのような記事を作るというのがポイントになろうかと思います。こちらがお店を褒めたら、お店もこちらの記事を褒めてくれるという、まさにアフィリエイターにとってはwin winの関係になったわけですね。

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